灰の島 |
ぽよは、そのちぇりこの様子から大変な何かが 起きているのだと、体を振るわせた。 |
秘密の花園 〜約束の場所 |
誰もが、心にある思い出の欠片。 鈴の心に秘めたその想いは、 今もなお、あの花園で眠っているーーー。 |
桜 貝 |
真っ青な海の底に、モン魚姫は落ちていく・・・ 大事な人を想うがゆえに、自分の命を犠牲にした 悲しいモン魚姫の話。 |
知られざる物語 |
寂しい。悲しい。楽しい。嬉しい。恋しい・・・ そのような感情は、ロボットにはない。 そう思っていた。かりに会うまでは・・・ |
残 照 |
あの日も、こんな風に真っ赤な夕日だった。 志爛は、少し目を細めて、 まだまだ続いているであろう海の水平線を見ながら、 記憶の引き出しを一つずつ開けていった。 |
サボテンの花 |
心地よい風が、フワリと吹く暖かい春の日。 テクテクとどこへ行くあてもなく歩くひめは、 一匹のペンギンと出会った。 |
魂の眠る場所 |
あの日から止まった心と裏腹にきざむ時間。 気づけば、この島の長老になっていた。 瑞亡は、若かりし時の思い出をそっと暖めるように、 雨でぬれた大地に羽をついた。 |
クリスタルストーン 〜希望の光 |
俺達の夢は同じものだった。 もっと、もっと、強くなりたいと―――。 そして、俺達は、旅を続けたんだ。 |
四つ葉のクローバー |
ももは、窓の外で楽しく遊ぶ鳥達を いつまでも眺めていた。 体が弱く、病気がちなももは、 小さな頃からベットに寝たきりだった。 |
メビウスの輪 〜もんごのすけ |
ある穏やかに晴れた日。 ぽよとひめは、もんごのすけの銅像の島で 一羽の年老いた老人に会った。 そして、もんごのすけの話を聞いたんだ。 |
宝 島 |
毎日、あくせく働いてるけど、今日から長期の夏休み 久しぶりに会う、すずみとぺんぞうを思い出し、 ぴよたは、ギラギラとした太陽に向かって、 大きくジャンプした。 |
星の花 |
また・・・この夢・・・ 話し掛けたところでいつも、目が覚める。 りっぷは、この不思議な夢を何度も見ていた。 |
天授の才 |
父の昔を重んじる心とは裏腹に、かも次郎は、 そんな古い仕来りのような事が好きではなかった。 もっともっと、新しい事が好きだった。 |
片羽胡蝶 |
灰色の羽根を持つペンギンのしもは、ぼんやりと 外の風景を見ながら、大きなため息をついた。 もうすぐで、ハロウィン。 この季節になると、しもは、イヤでしょうがなかった。 |
little life 〜砂中の小さな命 |
数多くある星の中で、たった一つ産まれた小さな生命 とても・・・とても・・・小さな命。 同じ時代、同じ空間の中で、 その小さな命と命が、一億分の一の確率で出会う。 |
クリスタルストーン 〜運命に集う者たち |
その冷たい風を、もろともせず切り、まっすぐ前を向いて、 突き進む一羽の鳥がいた。マーは、ゆずと言う名の故人を 心に深く刻み、悲しみを背負いつつも、なお 強く強く羽ばたいていた。 |
ローレライ |
夜が更けると、その岩陰から、 それは、それは、美しく、切ない音色が 海風に乗って流れてゆく。 |
迷路の罠 |
時の流れが邪魔して、 どんどん闇の迷路へとはまってゆく。 それは、ぽるるが、たくさん解決してきた 事件の中でたった一つ。 迷宮入りした事件だった。 |
一番星 |
真冬の透き通った空には、たくさんの星が瞬いていた。 その夜空が大好きなジオライトは、晴れた夜になると、 寒いにもかかわらず、外に出て、星を眺めた。 |
Dear my friend 〜忘却された心 |
そこにいれば キミに会えるような気がした。 ペンペンは、真っ白な雪が積もる大木に腰掛け、 あの日のような真っ青な空と 見渡す限りの銀世界を見つめた。 |
碧空の彼方に |
真っ青な空が、カランと心を通り抜ける。 サラは、その空虚な感覚に、寂しさを感じうつむいた。 どんなに晴れ渡っても、 寂しい心が、その空を寂しい色に変えて行く。 |
迷路の罠 〜深雪 |
あれから、ぽるるは刑事としての無事に任務を終え、 長く勤めた警察署を出た。 再び、ぽるるは自分の力で何かできないかと、 一羽だけで探偵事務所を設立した。 それは、大通りを曲がった小さな路地裏に、 ひっそりと、その探偵事務所はあった。 |
天使と悪魔の交差点 |
出会いの交差点。 同じ道に進むのか・・・ 別の道を選ぶのか・・・ それは、自分次第。 しかし、そこに見えるのは・・・ それぞれの瞳に映る希望の光。 |
Departure |
自分の力で、幸せをつかむために 大きな宇宙へと旅立った。 もぉ、誰にも、止められない。 ピピフィーの心は駆けて行く。 ―――あの青い星を目指して――― |
永遠の十字架 |
神に立ち向かった一羽の鳥の女の子がいた。 絶対背く事のできない神の存在に、 ぽろろは、たった一羽で立ち向かった。 想像のつかない戦いに 誰もが息を飲み、目を見張る。 |
夢の果て |
連載小説です。 |
Eternal mind 〜夢の中で 《完結》 |
★ リレー小説 ★
【 永月/かすてら/ゆず/ぽよ 】 ざくざくと音を鳴らしながら冷えて 感覚の無い足をひたすら引きずりながら歩く もう何日歩いたのだろうか… 白い雪の中に灰色の髪を吹雪となびかせた少女が黙々と歩く |
Eternal mind 〜絆 |
エコは一人、闇の砂漠を駆け抜けた。 毛・・どこに・・・いるの?! 左右を見渡し、エコは、毛の姿を捜した。 今までの戦いの傷・・・疲労で、目の前がゆがんだが、 エコは、その足を止めなかった。 |
クリスタルストーン 〜続編 |
マーとゆずは、性格が正反対だったが、 いつでも息はぴったり、ナイスコンビだった。 |
協力☆強力 |
1ヶ月に1回、行われる行事w 定員無視して、数多くの人数で協力し合い、絆を深める 害虫倒しフェスティバルw |
新築校舎の裏側は・・・ 〜ホラー&学園小説 |
ここは「もんごっこ南中学校」 新築の校舎でピカピカだ。 一転…新築校舎の裏側には廃校になった旧校舎がある。 |
時間銀行 |
その銀行は、毎朝あなたの口座へ 86,400円を振り込んでくれます。 |
親切の輪 |
北海道のある町での話しです。 |